各ラケット紹介ページの内容で よくご質問いただいたり、
掲示板に投稿されている質問事項の説明です。


(わからないことがあれば 一番下にある 記入欄を使ってご質問頂ければ少しずつ付け加えていきます。

目次 : ラケットサイズラケットの重さ適正テンションガットの強さガットについて
1本シャフトとオープンスロートラケットの長さラケットが折れてしまった
シューズ選び
規格サイズ ラケット説明ページにある青字部分のスペック部分の規格サイズについてです。
規格サイズとは メーカーが企画して製造しているサイズのことで、例えば YONEX MP650の場合、UL1、UL2、SL2、F36の4種類のサイズが 製造されています。(それ以外はつくっていません。)
この中で UL1とは 前のUL重さを表し、がグリップの太さを表します。
私は中学生の女子だけどどんなサイズを使うといいの?。いう方のために 下の表の下の方に 当店での年齢別の売れ行き構成比を乗せていますので 参考にしてみてください。
(重さの規格がなく グリップサイズのみの規格の場合、 G1(グリップ1)、G2(グリップ2)、G3(グリップ3)という表示で グリップの太さのみの表示です。 例えば Ti160、1600、DUNLOPのラケット等。)
YONEX GOSEN DUNLOP
重量区分
XFL 201〜215g
UXL 216〜230g
UL 231〜245g
SL 246〜260g
258〜272g
268〜282g
重量区分
4U 191〜205g
3U 206〜220g
2U 221〜235g
USL 236〜250g
SL 251〜265g
266〜   g
各ラケットに個別表示
グリップサイズ
細め
標準
太め
34 別注太め
36 別注太め
グリップサイズ
細め
標準
太め
グリップサイズ
標準
太め
上の表のブリップサイズで
YONEXの場合、
G1 : 縦 33.4mm 横 32.6mm
G2 : 縦 34.5mm 横 33.7mm
G3 : 縦 35.4mm 横 34.6mm
34 : 34mm 正八角形
36 : 36mm 正八角形
(ラケットを床に寝かせた状態で
グリップエンドから3cm部分の太さ。
レザーなしの状態)
YONEXの標準的な太さの G2と
GOSEN、DUNLOPの標準的な
太さG1を較べた場合、
GOSEN、DUNLOPの G1の
方が少し 細い。
(詳しくはまだ測っていません。)
YONEXの標準的な太さの G2と
GOSEN、DUNLOPの標準的な
太さG1を較べた場合、
GOSEN、DUNLOPの G1の
方が少し 細い。
(詳しくはまだ測っていません。)
重さ別販売構成比率 (当店)

中学生(男子)
軽いタイプ:80% 重いタイプ:20%
中学生(女子)
軽いタイプ:95% 重いタイプ:5%
高校生(男子)
軽いタイプ:65% 重いタイプ:35%
高校生(女子)
軽いタイプ:90% 重いタイプ:10%
一般
軽いタイプ:50% 重いタイプ:50% 
重さ別販売構成比率 (当店)

中学生(男子)
軽いタイプ:80% 重いタイプ:20%
中学生(女子)
軽いタイプ:95% 重いタイプ:5%
高校生(男子)
軽いタイプ:65% 重いタイプ:35%
高校生(女子)
軽いタイプ:90% 重いタイプ:10%
一般
軽いタイプ:60% 重いタイプ:40% 
原則的に 1種類 1タイプの重さ。
グリップサイズ別販売構成比率
               (当店)
中学生(男子)
G1:50% G2:45% その他:5%
中学生(女子)
G1:60% G2:40% その他:0%
高校生(男子)
G1:40% G2:50% その他:10%
高校生(女子)
G1:50% G2:45% その他:5%
一般
G1:20% G2:65% その他:15%
グリップサイズ別販売構成比率
               (当店)
中学生(男子)
G0:20% G2:80% G2:0%
中学生(女子)
G0:30% G1:70% G2:0%
高校生(男子)
G0:10% G1:80% G2:5%
高校生(女子)
G0:20% G1:80% その他:0%
一般
G0:10% G2:80% その他:10%
グリップサイズ別販売構成比率
               (当店)
中学生(男子)
G1:90% G2:10%
中学生(女子)
G1:95% G2:5%
高校生(男子)
G1:80% G2:20%
高校生(女子)
G1:90% G2:10%
一般
G1:75% G2:25% 
ラケットの重さ 軽いラケットと 重いラケットの特徴は
軽いラケットは 軽いのでスイングスピードを速くできたり、ボレーなどの時とっさの動きが楽にできる というのが一番の特徴です。ただし、球速に押されないだけのラケットスピードや握力を出さないと当然ラケットは押されて弾かれることになります。そのために ラケットメーカーはラケットのシャフト部分などをしなりやすく(柔らかく)してある程度ショックアブソーバーのようにラケットのしなりで球速に押されないようにしてくれているんですが (でも硬い感じはすると思います、軽いと打った感覚は硬く感じます。)。
 逆に重いラケットは 振り始めは重いのでパワー入りますが降り始めれば重さで球速に押されることが少なくて気持ち良く振りぬけます。(同じラケットで重さを軽い物と重いもので打ち較べると軽い物は打感が少し硬くしならない感じがしますし 重い物は打感が柔らかく感じ しなる感じも強くなります。)

私は 気にならない限り重いラケットがいいです とお薦めするんですが、ただし1日2,3時間プレイしても疲れないぐらいの重さという条件をつけてですが。

でも中学生ぐらいの人に SLクラスは少し重いかな(ULぐらいまで)と思います。体が大きく腕力が強ければ別ですが。

適正テンション
(ガット張りの強さ)
ラケット説明ページにある青字部分のスペック部分の適正テンションについてです。
適正テンションとは メーカーが○○P〜○○P(ポンド)までの強さで張った時に そのラケットが最高の性能を発揮するという意味で設定しています。(数字が大きくなると強く 小さくなると弱く張るという意味です。1P 刻みで指定可能。1Pは約0.45359Kg)
標準的な強さという場合、適正テンションの範囲のちょうど真中と思っていただければいいと思います。
ただし この強さの範囲より 弱く張る場合大きな問題は全くなく 極端な場合 ガットを引っ張らずに 編みこんだだけでも十分問題なく使えます。(ただし ドライブはなかなかうまくかからないですが。) 逆に適正テンションを超えて強く張る場合、メーカーの保証期間内に折れた場合でも 「保証の対象外」になります。 40Pぐらいまでは張ることはできますが。
中学生の方で 強く張られる方が多いようですが いくら握力が強かったり、腕力があって、スイングスピードが速くても 規定いっぱいで張るということは避けたほうがいいです。適正テンションは 一般成人まで含めて設定してありますので いくら腕力、握力が強くスイングが速くても 肩のスタミナ等 筋肉のスタミナは成長過程にすぎませんので。成長過程ですから 無茶な強さは将来のためにも止めたほうがいい。(ラケット《硬いラケット》によっては 標準的な強さよりも弱く。)
ガット張りの
強さについて

(2002 08/28追記)
よく皆さんから「ガットは強く張るとどうなって、弱く張るとどうなるの」というご質問をお受けします。掲示板にも皆さんのご意見がいろいろ書いてあります。

ですが 結論から言えば「強く張っても、弱く張ってもボールが飛ぶ量は変わりません。」(極論ですが)
(ガット自体の弾力はガットの強さを何Pか変えても 静止したラケットにボールを当ててみて 反発量を測定した場合の反発量は変わらない。)
じゃあ 何が変わるかというと 強く張った場合 ガットの弾力があまり出ずラケットからボールが速く離れます。逆に弱く張ると ガットの弾力が強く出てラケットにボールがくっ付いている時間が長くなります。
但し テニスでスイングする場合は少し変わり ボールにラケットを当ててボールを運ぶ作業(ボールを押す)が入るため ラケットにボールがくっ付いている時間が 柔らかく張った場合 長くくっ付いているため 当然押す時間が長くなり ベクトルの作用が入ってボールは遠くに飛びます。強い場合は逆で 遠くには飛ばなくなります。ただし 押す時間は腕力やスイングスピード、タイミングに作用されるため個人差が大きく関わってきます

 ガットの張りの強いのと柔らかいのでは 他に 強いと スイートスポットが小さくなり、逆に柔らかいと大きくなる。打感も強いと硬めで鉄板でボールを捉える感覚が出て来る、逆に弱すぎるとボールがラケットにくっ付き過ぎてラケットからなかなか離れてくれなくて ラケットを押し切れずコントロールが悪くなります。

 では、どれくらい(何P)で張ればいいのということですが ガットの強さが自分にあっているかいないかを見る場合 張ったばかりの時に 鉄板で打つ感覚だったり、ガットの弾力を感じにくい場合(硬過ぎる)、ボールがくっ付き過ぎてコントロールが難しい場合(柔らか過ぎる)、合っていないと考えます。

よく、「緩んで来たらちょうどよくなったので 今と同じ強さで張ってください。」といわれる方が多いですが、緩んできた時とは ガット本来の弾力がなくなって ボールを弾き返すパワーがなくなった時ということですから それなら どんな高性能ななガットを使っても、何の特徴もないガットを使っても同じことになり ガット選びにこだわる意味がなくなってしまいます。
それなら 少し柔らかく張って、張ってすぐに 一番快適に使える強さを選べば ガット本来の性能を十分発揮されて快適なテニスができるはずです。


又 「飛びすぎるからもう少し強く張る。」という場合がよくありますが、・・・・・ここで 一言・・・・・
ラケットもガットも本来 ボールを飛ばすように工夫されているので 飛ぶのが当たり前。普通に打ったら飛びすぎるのを抑えてコントロールしたり、ドライブをかけるのが普通で、バコバコ打ったらオーバーするのは当たり前です。相手コートに ねじ込むように入れてやるものです。でないと 追い込まれて当てただけのボールが死に玉になって 決められたり、試合の時 緊張してぜんぜん振れなくなり ネットしたり・・・。程度の問題なんですが。
ガットについて 「このラケットにはどんなガットがあいますか?。」この質問がやたら多いんですが、だれだれは 「このラケットには あのガットを○○Pでベストマッチ」とか、どこどこの店では 「このラケットには あのガットがベストマッチ」とか、メーカーのカタログにも、「このラケットには 当社の○○が最適」といった具合に いろいろ言われていますが、全く無視していただいていいです。ガットの好み(自分に合うかどうか)は 千差万別で各個人の感じる感覚の問題ですから。このラケットにはこのガットというものはございません。逆に 自分でいろいろなガットを試してみて ご自分が一番気持ちよく打て コントロールが楽にできるガット、強さ(P)を見つけることが大切です。
順番としては 初めに標準的なガット(GOSEN ハイシープミクロ等)を少し強めに張ってみて (3、4ヶ月打ちながら様子を見ます。この間、ガットの強さは弱くなっていきますので (ガットは 張った後 少しずつ伸びて柔らかくなっていきます。)、 どれぐらいたった時が一番気持ち良く打てたか記憶しておきます。それによってある程度 次回張る時に最初から気持ち良く打てる強さの目安にします。《張り替える時に ショップで「前○○Pで張ったが 何ヶ月たったころが一番打ちやすかった」といえば だいたい推測して張ってくれるはずです。》) それから 高反発で打感の柔らかいガット (GOSEN TEC5300、YONEX サイバーナチュラルコントロール等) を張ってみて、次に 硬めのガット (YONEX 剛チタン等)を張ってみれば どんな(硬い、柔らかい) ガットが自分には合うかわかるはずです。それからは 自分に合ったガットの種類の中で細かな硬さ、太さを試して最適ガット、強さを見極めましょう。
1本シャフト(シングルシャフト)とオープンスロートの違い 1本シャフトとオープンスロートの違いは、1本シャフトは見たとうりにシャフトが1本でできている為 ラケットの面の横側にボールがあたった時ラケット面がネジレます。このネジレがストロークプレーヤー特にドライブ系のラケット面の横側からボールを捕らえて面の上でボールを転がす方に心地よく作られていて尚且つこのネジレもボールを打ち出すパワーになっています。又、同シリーズ(Ti150・1500)などで較べると 1本シャフトのTi1500のほうが柔らかくしなります。逆にオープンスロートのTi150のほうがTi1500より硬いです。(これはどこのメーカーのものにも共通に言えます。)

逆にオープンスロートはラケット面を両横からねじれないようにサポートするようにシャフトがくっ付けられています。これによりボレー時にいつも真中にあたっていればいいんですが打ち損じてラケット面の横側にあててしまった時でも コントロールを損なわないようラケットのネジレを抑えるようにつくられています。

ただ フラット系のボール中心でストロークを組み立てている方には ストローク中心でもオープンスロートのほうがいいといわれる方がたくさん見えますし(フラット系のストロークの場合はネジレにくいオープンスロートのほうが私もいいと思います。)、オールラウンドに使う場合はオープンスロートをお使いになる方のほうが多いようです。

逆にドライブ系のストローク中心の方が オープンスロートを使われるとナジレにくいので引っかかる(ボールが転がりにくい)感覚があり、1本シャフトのラケットを選ぶ方が多いです。
ラケットの長さ ラケットの長さについてですが、長いとボールのヒットポイントが体より遠くで打てますので当然守備範囲が広がります、又 サーブなど高い位置で打てますので角度が有利になり ミスの確率が減ります。ただ 当然長くなった分ラケットの始動を 短い物より早くしないと振り遅れたりある程度腕力がないと逆にスイングスピードが遅くなったりします。(極端な話、ラケットを振るスイングスピードと軽い釣り竿を振るスピード)その分長いラケットは軽くしてあるんですが。
ですから ノーマルな長さのラケットをお使いに方が 長いラケットにかえるとスイングの始動のタイミングが変わる場合があり慣れるのに時間が掛かる場合があリます。
逆に初めから長いラケットをお使いの場合は それしか知りませんので問題はまったくなく 有利な点だけが生きてきます。
ラケット長さは なんに関係するわけでもなく、好みで選ばれて慣れるのが一番だと思います。
万一、ラケットが
折れてしまった時
万一折れてしまった時の、お客様の認識 と 店・メーカー側の認識のずれ。

当店でお買い上げいただいて ラケットが折れてしまったとき、お客様から電話をお受けして、ラケットを当店に送っていただいて みて見てビックリすることがあるんですが、ぶつけた記憶がないといっていたはずなのに ラケットのトップ部分に傷がいっぱいあるんです。 買った時 ラケットにはメーカーの保証書がついています。その中の文面に どんなメーカーの保証書にも 「ラケットはボールを打つものだから他のものを打ったり、ぶつけて折れた場合は保証の対象外」というような意味のことが書いてあります。でも 送っていただいたラケットを見ると ラケットのトップ部分が磨り減っていたり、傷がいっぱいついていたりします。これは 確かに強くぶつけてはいないかもしれませんが 我々 店・メーカー側にいわせれば トップが磨り減るまで何回も地面を叩いたり、擦ったりしているということで いっぱいぶつけてあるということなんです。こういった場合は 当然 保証の対象外になります。
決定的にぶつけた後がなくても 折れた部分を過去に軽くぶつけ小さな傷をつけた後、何回も地面を叩いたことによって傷が広がり やがて折れるということが ラケットが折れる場合の大半ですから。 運がよくて 安い価格の有料交換。普通の場合は 保証外。
(決定的にぶつけて折れた場合は論外ですが。)
メーカー側の見解は 家電品の場合で考えると たとえばテレビを床に落したり保証を要求した。
(本来の使用目的以外で使用)というのと同じような考え方のようで ボール以外のものをラケットで打ったり、叩いたりして保証を要求されても・・・。という考えのようです。
シューズ
オムニ・クレー用とオールラウンド
オムニ・クレー用のシューズとオールラウンドのシューズの違いですが、オムニクレー用のシューズのソール(靴の裏のゴム)は オールラウンド用のソールに較べて柔らかくなっていて、土や砂を良く噛むようにつくられています。又 オムニ用(砂入り人工芝)の場合 砂の下の人工芝を噛むように スパイクのような突起がつくられっているものがあり それによって適度に滑って止まったり、ダッシュやターンが楽にできるようにつくられています。
オールラウンドに使えるシューズは、クレーコート用に近い溝(ヘリン−ボーン・ギザギザ)が彫ってあるが、基本的には ハードコートで使ってもゴムが減りにくいように硬い素材でつくってありまので 専用シューズに較べてよく滑る場合が多いです。
(ゴムの硬さは 触って較べると誰にでもわかるぐらい違います。)

学校などのクレーコート(土)でされる場合は オムニ・クレー用の靴をお薦めします。

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